うみのまち
数年ぶりのお墓参りです。鎌倉に引越して来たから近くなりました。
今回から乗り換えは久里浜。駅周辺、駅ビルとか飲み屋とかいろいろあって、ちょっとツアーに出かけたときみたいな地方のわくわく感ありました。いつかゆっくり攻めてみたいです。
全部じゃないと思うけど改装するみたい。数年に一度しか行かないから、変わっていくのはちょっとさびしい。
最寄り駅へ。 この風景もずっとこのままでいてほしいな。
久しぶりのうみのまち。房総がすごく近い。
バスを降りる。雨の夕暮れ。
帰りは駅まで歩いた。
昔のブログにも書いたけれど、はるばる墓参りに行くという行為は、その人を思い出すことと同時に、自分にも向き合うことなんだなって、そう思います。
流れた時間を思い、これまで自分はどうしてきたか、今どんなかをかえりみ、自分は今ちゃんとやれているか、恥ずかしくないか。そんなことを考える。
あの頃の輝きとは何だったのか、
それを失ったのか、別の輝きを持てているのか。
そんなふうに思うならば、つまりは未来にも向き合う行為なんじゃないかと。
去年あたりまではいろいろがうまくいかなくて、昔の輝きや実績に負けそうになったり、張り合ったりして、そして動かない状況にモヤモヤしてばかりいました。ちゃらんぽらんで迷惑かけまくっていた20代の自分だったけど、でもそのほうが輝いていたんじゃないか?って。
でも今はもう思わない。遅かったけど、やっとそうなりました。まだ種まきしたばかりだけど、今の自分が充実していると思うし、今ならわかることがたくさんあります。若さゆえの輝きは、あのときだけのもの。今はそれは求めないです。
今の生活を本当に大切に思います。もちろん、まわり道も、数々の失敗や苦悩も、ここに来るまでの大事な道のりでした。
そんなふうに思って、日常に戻ります。
駅前の飲み屋もずっと気になっている。