日々の残像V〜北鎌倉篇〜

大森元気 web log vol.5 - since nov.2016

バラが咲いた(返礼に代えて)

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前回突然のお知らせに、たくさんの祝福の言葉や「いいね」等ありがとうございました。

コメントも「いいね」も本当にたくさん。ありがたくて、一人一人顔が浮かべるうちに涙が出て来ました。あんな人も!こんな人まで!という感じで、ありがたくてなんと言ってよいやら...。facebookInstagramのいいねは自己最高、ブログにも普段の10倍近いアクセスがありまして感謝と驚きであたふたしています。

ドラマ「コウノドリ」を毎週観ているのですが、本当に妊娠や出産には様々な障壁や不安、そして夫婦の数だけ苦悩があふれていて。

僕らも本当に不安な日々を過ごしたから、今があるのは決して当たり前のことだとは思ってなくて、奇跡に近いことなんだと。そんな気持ちを噛み締めています。もちろんこれからどんな未来がやってくるのか、希望とともに不安が消えることはないです。


庭のミニバラが、この寒いなかで綺麗に咲きました。買って来て半年くらいかな。その間に咲いたのはもう3度目。根付いてくれたみたいで嬉しいなぁ。バラといえばマイク眞木氏のあの歌ですが、歌のように、冬枯れた寂しい庭に明かりが灯ったみたいで、元気をもらえます。

 

♪バラが咲いた バラが咲いた
  真っ赤なバラが
  寂しかったぼくの庭にバラが咲いた 

バラだけじゃなく色んなことに当てはめることができますよね。
徳永英明氏の「壊れかけのレディオ」しかり、唱歌の「しゃぼん玉」しかり(悲しい内容ですが...)、情景とは別に比喩にもなっている歌というのは、作品に奥行きが出ると言えばいいのかな。僕も書いてみたいなあと常々思っています。


♪荒れ果てた大地に
  ちっぽけな花をひとつ咲かせておこう

こちらは拓郎氏の「イメージの詩」からの一節ですが、今まさにそんな気持ちでぼくはもうじき里帰りから帰ってくる妻と子を待っています。

古い平屋は綺麗にしていないとすぐガタが来るし、冬支度を去年以上にしてあげないと...。そんな家の中の準備や、買うものを買ったり、あと分かりやすく花なんか植えてみたり。そして気持ちの準備、心構えも。

一度妻の実家まで会いに行ったときに気持ち的にはもう父になりましたが、苦労しているのはまだ妻だけですから。名実ともに本当に父になるのはこれからです。


ライブのほうはまたタイミングが合えばやります。が、ひとまずは落ち着いてからですね。代わりに時間を見つけて新しい歌を書いたり、録音したりしていけたらと思っています。ペースを探りつつ。

音楽人としての大森元気にしか興味がないという人ももしかしたらいるのかも知れませんが(いや、もういないかなー苦笑...) ペースはいずれにせよちゃんと音楽もやっていこうとは思っていますので、どうか長い目で見守って頂けたらと。

音楽人、生活人。どちらもが連動して僕ですし、両方充実させていくことがこれからの僕のたった1つの道です。それはもう、揺るぎないことで。