日々の残像V〜北鎌倉篇〜

大森元気 web log vol.5 - since nov.2016

2年目のあじさい、初めてのあじさい、最後のあじさい

≪制作日誌ブログはこちら≫

◆源氏山・葛原岡神社のあじさい
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8月に入ってしまいましたが遡り日記、5~6月にかけて。今回はあじさい日記です。
このブログではお馴染み、源氏山の葛原岡神社にて。5月の末くらいからあじさいが咲き始めました。

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娘、はじめてのあじさいです。 

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花びらに見えるところはガクで、小さなつぶつぶが本当の花なんだそうです。ガク部分のダイナミックな鮮やかさもさることながら、真ん中の花の部分もカラフルでとても綺麗です。 

f:id:kitakamadays:20180802154216j:plain明月院(あじさい寺)や長谷寺には及びませんが(その分混雑もしないからゆっくり楽しめます)境内・門外のあちこちにあじさいが植えられています。 

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いろんな種類のあじさいがありますねぇ。これはなんかグラデーション的な。


あじさい映える北鎌倉の町
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この時期ならではの風景ですね。北鎌倉がこんなに混雑するのはこの時期と紅葉の時くらい。

f:id:kitakamadays:20180802154524j:plain雨に濡れて綺麗です。

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こちらもこのブログでよく紹介する路地。こんな素敵な路地を毎日通えるのは本当に幸運だなぁと。本当に大好きな場所。
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以前紹介した東瓜ヶ谷やぐら群の入り口のあじさい。 去年よりは少なめだった気もしますが。


◆我が家のあじさい
去年のあじさい日記はこちら↓(秋の内見から初めて咲くまでのまとめ)。kitakamadays.hatenablog.com

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土壌のせいか日当たりのせいかは分かりませんが、近所に少し遅れて咲き出しました。 

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白色から淡い水色へ。 ピンクや白いのも可愛いけれど、やっぱりこの色が一番好きだなぁ。そして庭のあじさいが偶然にも一番好きな色でよかったなぁ。 

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あじさいは、
・前年に伸びた枝に花がつく(誤って切ると翌年咲かない)
・剪定のタイミングが遅いと花芽にならずに葉芽になってしまう
・剪定しないとすぐ巨大化する
など、初心者にはなかなか剪定が難しいです。

去年初めての剪定だったので今年ちゃんと咲いてくれるか心配だったのですが、なんとか咲いてくれてよかったです。

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1年半前に引っ越してきた時、この窓からあじさいの枝を見て、来るべき6月に想いを馳せました。

f:id:kitakamadays:20180807102217j:plain1年半前。秋の内見のときの写真。

1年目は夫婦2人で眺め、そして2年目にはこうして娘と3人で眺めることが出来て、本当に感激です。

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いくつかの理由でこの家からはじき退去することになるでしょう。ということはこれが最後のあじさいなんだなぁ。感慨深いです。きっと来年は見知らぬ誰かが眺めているのでしょう。

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うちと同じタイプの貸家が半年前まで隣にあったのですが、前の入居者が退去したタイミングで基礎だけ残してまるごと建て替えになりました。ということはこの家も僕らが出たら取り壊されるのかなぁ。

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今いろいろ想像するけど、どれも嘘みたいに思えます。けど、近い未来にそのどれかは本当の未来になるのだなぁ。そしてそのとき僕らはどこの町で、何をしているのだろう。

この家や北鎌倉からサヨナラするのは寂しくてたまらないけど、でもまた新しい出会いがあるわけで、それを楽しみにしたり、向き合ったりしたいと思います。

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枯れゆくあじさいを眺めながら、噛みしめるようにこのひとときを過ごします。娘だってあっという間に大きくなっていきます。

あじさいが咲いてから枯れるまでに、つかまり立ち→ズリバイ→ハイハイが出来るようになりました。二度とないことの連続で、感動と切なさで毎日胸がいっぱいです。大事に大事に過ごしたいと心から思います。

 


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