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日々の残像V〜北鎌倉篇〜

大森元気 web log vol.5 - since nov.2016

暮らし始める(ブログリニューアルスタート)

暮らしのものこと 引越し 鎌倉の風景

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思いきって、東京を出ることにした。そして、長年憧れ続けてきた町に住むことにしました。

たとえば京都に行き「住みたくなった」と言い出すような、最初はそんなミーハーなノリで、でもずっとなんとなく20年くらい思っていた。仕事が変わり、音楽活動のペースも変え、今なら住めない理由はなんにもないなって。そう気づいた。

小さな一軒家で、ここから始めることにします。
北鎌倉で暮らすことにしました。

東京もいまだに大好きで仕方なく、かたや夫婦そろって田舎育ち、自然に囲まれた生活にも憧れ、音楽のこと、仕事のこと、訪れたいろんな街のこと、親のいる故郷のこと....もうどこに住めばいいのか分からないような迷いの季節をほんとにずーっと何年も続けていた。

けれども、東京も田舎もとりあえず置いといて、ああ北鎌倉なら。どっちの好きも満たされる気がして。いろんなことが想像できた。わくわくできた。

もちろん「訪れて好きな街」が「住んで心地よい街」とイコールではないし、憧れは憧れのままでという気持ちもあったけれど、人生のどこかで一度はと思っていたから、それがいつかではなく今なんじゃ?と。今を逃して後悔するなら、とりあえず飛び込んでみよう、それで良かったか違ったかはあとで決めればいいと思ったのだ。

いくつかの偶然や幸運が重なってーーこういうときはそんな奇跡が立て続けに起こるものでーー今より家賃が安いことや、一軒家であることや、間取りや、その他希望条件をぜんぶ満たす物件にめぐり逢った。応募者殺到の中これまた奇跡のタイミングで敗者復活をし、ついに転居が決まってしまった。

引越しの様々な手続きに追われながらもまだ実感は湧かないし、住み慣れた街はまるで永遠に続くみたいな顔をしているけれど。あと少ししたらいろんなことががらりと変わるのだろうな。そこで始めるあたらしい暮らし。月並みだけども、そこで丁寧に暮らしたい。

風や雨の匂いを感じ、鳥や虫の声、木々の葉の擦れ合う音に囲まれ、野菜を育て、雑草や害虫と戦い、季節の食べ物を食べ、たてつけの悪さと付き合い、すきま風を工夫し、好みの家具や食器を揃え、ときどきは海まで出、江ノ電に乗り、梅酒や漬け物を漬け、パンを焼き…味噌も作れるかな。

まあでもオーガニック一辺倒になりたいわけではないので、これからも化学調味料たっぷりのラーメンを食べたり、コンビニで唐揚げとビールを買ったり、酔った帰り道にアイスを食べたり、街に出て人混みや物欲にまみれたり、今までみたいにしていくことでしょう(笑)。

兎にも角にもせっかくの人生だし、今まで我慢してたことや、頑張っても難しかったことでも今ならできそうに思えて。それらを実現していきたいなあと。働いて、音楽もやって、どちらも出来るようになった今だから、それができると思う。

日々に追いかけられないようにする。
やりたいことを、きちんとやってみる。
暮らしたい形で暮らす。
楽しいことをちゃんと楽しむ。

もちろん大変なこともたくさんあるだろうし、恥ずかしいことばかり書いちゃってるかもしれませんが、ともかく今は、ここから始まる暮らしを本当に楽しみにしています。

ライブのお知らせは決まり次第、そしてマイペースで継続中のレコーディングも随時このブログでお伝えしていきます。