《振り返り編》アアルト展@神奈川県立近代美術館(逗子・葉山)
今回も秋の振り返り編です。
葉山にある神奈川県立近代美術館にて開催されていた「アルヴァ・アアルト~もうひとつの自然~」展に行ってきました。
アアルトは――僕なんかが説明するのもおこがましいですが、フィンランド出身の20世紀を代表する建築家・デザイナー。その活動は建築、家具、ガラス食器などの日用品から絵画、都市計画まで多岐に渡っています。
というわけで近代美術館・葉山館へ。電車で行くにはJR「逗子」駅もしくは京急「新逗子」駅が最寄り(いずれもバス併用)になります。逗子は鎌倉の隣の駅ですが、降りたのは初でした。
人であふれる鎌倉と違い、のんびりとしていい雰囲気です。良い意味でのどかです。
バスで20分弱。近代美術館・葉山館に到着です。すぐ裏は山、そして目の前は海という最高すぎる場所にありました。
エントランス。その先に海が見えます。
内容については、美術ライター中野昭子さんという方のレポがあったので貼っておきます(東京での展示)
spice.eplus.jpリンク先:エンタメ特化型情報メディア SPICE
最後は撮影OKのエリアです。
アアルトデザインの椅子、アルテック「スツール60」が並べられ、自由に腰かけながら映像を見たり、休憩したりできました。スツール60は1933年に発表、現在に至るまで800万脚以上も作られたそうです。
こちらのスツール60は、座面にミナペルホネンの生地を張ったもの。かわいいです。
こちらも有名なアアルトのデザインによるアームチェア。スツール60同様、木を曲線に折り曲げる加工技術の動画も印象的でした。
アアルトがユヴァスキュラ大学のために1953年にデザインしたペンダントランプ。「Beehive(蜂の巣)」という愛称で呼ばれているそうです。葉山の海と不思議なマッチング。
熟読中(笑) 日用品のことを主に書いてしまいましたが、図書館やサナトリウムなど建築についても非常に感銘を受けました。
www.riotadesign.comリンク先:RIOTADESIGN-BLOG
僕は建築やデザインのことはそんなに詳しくないのですが、どれも興味深く見ることができました。
“モダニズムに自然の要素を取り入れ、
人々の暮らしをより良くするデザインを”
という考え方はとても響くものがあり、自分のこれからの指針...といえば大げさだけど何か大事なヒントをもらえた気がしました。
外に出ると右側にレストラン、眼前に海。
ゆっくり食事を楽しみたかったですが今回は入らずに先を急ぎました。
美術館から直接浜辺に降りられました。気持ちいいです。
そして美術館をぐるっと半周する遊歩道が。
神奈川県立近代美術館 葉山館
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
tel.046-875-2800
【営業時間】 6:30~17:00(入場は16:30まで)
【休館日】月曜日(祝日および振替休日の場合は開館)
展示替期間(レストランと駐車場は月曜を除き営業)
年末年始(12/29~1/3)
【駐車場】あり(有料)
【HP】 The Museum of Modern Art, Kamakura & Hayama 神奈川県立近代美術館
「アクセス」のページがなかなか探せないサイトなので(そこ一番大事なのに!と僕は思ってしまいますが、、)直リンクも貼っておきます→アクセス・地図 | 神奈川県立近代美術館