日々の残像V〜北鎌倉篇〜

大森元気 web log vol.5 - since nov.2016

北鎌倉の古民家カフェ「ミンカ」からの内見も古民家風?

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前記事で書いていますが、突然、敗者復活的に内見が決まりました。決まってすぐ翌日だったので取るものも取り敢えずという感じでしたね。

当日は10月にもかかわらず夏のような気温で、日差し輝くすばらしい日でした。北鎌倉を包む緑がいっせいに萌えて眩しかったなあ。

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ランチは東慶寺向かいの古民家カフェ「ミンカ」さんにて。初めて訪れたのですが素敵な雰囲気のお店でした。もし住めたら度々来ることになるのかなぁ、なんて夢が膨らみます。

aquadina.com

お店の中は撮れなかったのでこちらから見てみてください↑

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こちらの“玄米とひよこ豆のカレー”は、ご近所の浄智寺の住職さんが作るカレーのレシピをもとに作られているとか。雑誌でそれを知ってずっと来たいと思っていたのでした。このほかピロシキも名物のようだったので頂くことにしました。

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さていよいよ内見です。駅まで車で迎えに来てくれると事前に言ってくれたのですが、敢えて現地待ち合わせにしてもらい徒歩で向かうことにしました。駅から片道15分。坂もあるので実際に歩いてみたかったのです。町の景色や雰囲気を肌で感じてみたいというのもありました。

f:id:kitakamadays:20161208200434j:plain実際歩いてみると、風情のある街並みや、緑に包まれた景色にわくわくしっぱなしで全く飽きません。坂も、程よい運動になってちょうどいい感じです。

不動産(兼管理会社)のM氏との待ち合わせ時間よりも早めに着いて、外から外観を見たり、近所の雰囲気などをチェックしたりしました。

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近所を一周して戻ってくるとちょうどM氏が到着したところでした。かれこれ2ヶ月くらいメールのやりとりをしてきたM氏でしたがこの日が初対面。チャットモンチーえっちゃん似の、ほんわかしていて、少し面白くて、馴れ馴れしさは無いですがちょっと友達みたいな雰囲気の女の子でした。夫婦そろって「この人でよかったー」っと思ったし、彼女も僕達のことを多分割と気に入ってくれたみたいでした。

このあともたくさんメールのやり取りが続いていくのですが、M氏でなかったらもっと色んなことが事務的にしか進まなかったと思うし、お互いの信頼感のなかで物事を進めていけたような気がします。本当にいろいろとお世話になりました。

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さて話を戻しまして。家は確かに古かったけれど、写真で見ていたとおりの魅力的な家でした。今思えば僕はちょっと冷静でなくなっていたかも知れませんが...。一軒家(しかも昔ながらの古いタイプの建物)を内見するのは初めてで、どこをどう見たのかほとんど憶えてません(苦笑) 

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とりあえず、無い霊感を頼りに、嫌な感じがしないことだけちゃんと確かめました(笑)。そしてと木々やアジサイのある庭や、アミ戸に遊びに来たヤモリや、くるくる回すタイプの窓の鍵や、玄関のすりガラスの模様や、みんな素敵で、やっぱり出会ってよかった、観に来てよかった、と思えました。 

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土地柄、湿気が多いこと――つまりはカビとの戦いとなること、それから山なので虫が多いこと。この2つが大丈夫なら本当にいいところですよ、とM氏談。雑草をとったり、家のあちこちの世話をしたり、大変ですが工夫して楽しんで暮らしていって下さいね、と。

即決したい気持ちをおさえつつひとまずM氏と別れました。鎌倉をぶらぶらし、暗くなってから再度戻って、駅からの道のりを歩き、明るさや防犯面等をチェックしました。

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東京に戻り返答期限日までの2日間、あえて返事をせず、気持ちを冷静にして待つことにしました。大変なこともたくさんありそうだし、決断する心構えも必要だったけど、やっぱり住みたい!ここで辞める理由にはならない、とやっぱり思いましたね。それで申込みをすることにしたのでした。